はじめまして!マレーシア2期の五十嵐です。私は首都クアラ・ルンプールから車で30分ほど南下した所にあるカジャン連邦宗教中等学校に派遣されています。
5月6日、ジョホールにあるコタティンギ理科中等学校で日本語を勉強している生徒たち33名と先生3名が私の学校に宿泊にきた時(※)のことをご紹介します。
この日の午後、両校の日本語学習者同士の交流&日本文化紹介を兼ね、書道体験を行いました。総勢75人が図書室に集まり、まずお互いの自己紹介からスタート。私の学校の生徒たちは、他の生徒たちに会う前から授業で習った自己紹介のフレーズ、「わたしのなまえは~です。3ねんせいです。15さいです。どうぞよろしくおねがいします」を小さな声で何回も練習していた甲斐もあり、上手に自己紹介ができました!
自己紹介の後はいよいよ書道体験。私が書道の道具について、日本では小学校で習字の授業があることなど簡単に説明をし、「好きな漢字を書いてください」と言って書道体験が始まりました。生徒たちはForm3&4(日本でいう中学3年生と高校1年生)で多少、漢字を知っている学年なので、私はみんながどんな漢字を書くのかこっそり楽しみにしていました。
「母」「父」「花」の言葉にまぎれて見つけたのは「食」「肉」の漢字!おいしい食べ物が多いマレーシア、みんな食べることが大好きです!そして練習の成果として、大きな模造紙に私が両校の学校名を書き、その周りに練習した漢字をみんなに書いてもらいました。最後にはコタティンギの生徒たちからお礼として「ソーラン節」の披露があり約2時間の交流会が終わりました。
ある生徒の「たえみさん わたしは あたらしい 友だちができました!」と嬉しそうに友だちを紹介してくれた時の輝いた笑顔が今でも忘れられません!
※コタティンギの生徒たちは翌日7日にクアラ・ルンプールで行われた日本語フェスティバルに参加するため、私の学校に前泊をしていました。