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フレンドリーなタイ人気質

タイのナコンシータマラートに来て約1ヶ月が経ちました。

タイ人はとにかくフレンドリーです。出かけるときは必ず「一緒に行きましょう」。ご飯を食べていると「これ食べろ、あれ食べろ」と薦めてきて「アロイマイ?(おいしい?)」と聞いてきます。学校が少し早く終わると「ご飯にいきましょう」。○○が欲しいです、と何気なく伝えていたら、突然「今、時間ありますから買いにいきましょう」といって連れて行ってくれたりします。

アパートの人たちも通りがかると「どこへいきますか?」「ご飯もう食べましたか?」買い物から帰ると「どこへ行きましたか?」「何を買いましたか?」と話かけられます。これは何も行動を詮索しているわけではなく、タイ人の挨拶なのですが、まるで昔の日本のご近所付き合いのようです。あなたのことを気にかけていますよ、という思いが伝わってきて嬉しくなります。

私が派遣されているベンジャマラチュティット校は県内一大きい学校で、第二外国語職員室には日本語の先生3人(うち1人が私)、中国語の先生3人、韓国語の先生2人、そして事務スタッフが1人います。一緒に出かけるといっても、私と一人の中国人の先生はタイ語があまり話せないし、全員が100%理解できる共通の言葉があるわけではありません。ですから、会話をするときは頭をひねって一生懸命伝え合おうとします。本当はタイ人だけで出かけたり、食事をしたりするほうが楽だろうなと思うのですが、いつもかならず私を誘ってくれます。そしてあれこれと話しかけてくれます。そんなタイ人達のおかげで、タイへ来て寂しい思いをしたことは一度もありません。

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いつも仲良し第二外国語職員室のメンバー。会話はいつもタイ語、英語、日本語、中国語のミックスです。

私が日本で、自分の会社に言葉が通じない外国人が来たときに同じようにできるかな、と考えてみました。今までならきっと積極的に関わろうとはしなかったでしょう。でもこれからはタイ人の優しさとフレンドリーな心を見習って、一歩踏み出した関わりができるようになりたいと思います。

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学校内のアパートでパーティの準備中。
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町のケンタッキーフライドチキンで。
Writer
タイ ナコンシータマラート
藤田 みどりさん

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