6月16日、速いもので帰国前日となりました。私は今、達成感と安堵感と少しの脱力感を感じています。50年余り会社人生のみを歩んできた私には日本語パートナーズの仕事は「未知との遭遇」でしたが、純真無垢で健気に日本語を勉強している若い生徒と共に、授業や課外活動キャンプで過ごしたこの10か月は実に充実した日々でした。
「茶道」「折り紙」「書道」「浴衣の着付け」の伝統文化のほかに「東京駅」をテーマにした通勤ラッシュ、自動改札、新幹線の安全運行や、次の列車までの7分間で全席を清掃する清掃員の早業も紹介しました。
最後の授業で生徒たちに「沢山の夢に挑戦しましょう！」とベトナム語で語りかけ、うなずいてくれた生徒のキラキラ輝く笑顔を最高のお土産に明日帰国します。フエの生徒の学習意欲は旺盛で、遣り甲斐がありました！
