こんにちは!皆さんはタイ南部のトラン県をご存知でしょうか。
トランはバンコクから飛行機で約1時間半弱、マレー語で“夜明け”という意味の名前です。自然豊かで県木のパラゴムの林が至る所にあり、散歩中の水牛も多々います。飛行機からの眺めはほぼ一面濃い緑です。
公共交通機関は、トゥクトゥクかソンテオ、バス、バイクタクシーです。タクシーは個人的に頼むもののみです。また、ソンテオは、降りる場所でブザーを鳴らす他県と異なり、先に行先を伝えてから乗車します。しかし、歩いている人が少ないので、休日でも午後3時頃にはバスやソンテオはなくなってしまいます。
また、美食の地としても知られています。特にムーヤーン(焼き豚)やトランケーキが有名です。中華系のお店も多く、私はジョーク(米の形が残っていないお粥)とディムサム(飲茶)が大好きです。グラトーン(フルーツ)やサトー(豆)、カオモックガイ(サフランライスとチキン)も南特有のものです。
そして、人々の様子や言語も他の県と少し異なります。だいたいの人が、中華系の血が入っているか、目鼻がはっきりしているいわゆる南国の人かに分かれます。現在トランに住んでいる日本人は、私とJICAから派遣されている方のみなので、私たち以外の日本語を聞くことはほぼありません。英語もあまり通じないことがあります。そのため久しぶりにバンコクに行くと、様々な言語が聞こえ、みんな顔が薄いなと驚いてしまいます。また、言語は、共通語のマイペンライ(大丈夫)はマイプルー、パイナイ(どこに行く?)はパイナ~~イになります。可愛く、ここにもトランののんびりとした雰囲気が出ている気がします。
なかなか知られていないトランですが、南国のタイを感じることができます。
是非遊びにいらしてくださいね!