はじめまして。わたしは日本語パートナーズベトナム3期として、クイニョンに赴任しました。クイニョンという街ははまだ日本ではほとんど知られていないと思います。ベトナム中部のなかでだいぶ南に位置する海沿いの小さな都市です。ベトナムに来るのさえ初めてだったわたしも、もちろんクイニョンという街はまったく知りませんでしたし、こちらに来る前にインターネットで検索しても、ほとんど情報を得ることができませんでした。期待と不安いっぱいで小さな空港に降り立った瞬間、青い空と穏やかな景色が目に飛び込み、なんとなく日本の島や海岸沿いの街並みにも似ていて、懐かしい感じを覚えました。そんな未知の街、クイニョンにやってきて10日経ちました。カウンターパートの先生に街を案内してもらい、少しずつ慣れてきました。街は小さいので、徒歩や自転車でいろんなところにいけるのですが、昼間は暑くて出歩く気になれません。地元の人たちも、歩いている人はあまり見かけません。
そして、夕方涼しくなってくると、みんな思い思いのお店で晩ごはんを食べたり、ジュースを飲んだりしています。また、わたしのアパートの目の前には大きな湖があり、その周りが気持ちのいい散歩コースとなっています。わたしもよく晩ごはんの前に散歩をします。そのあとはアパートから徒歩で行ける場所に数え切れないほどある屋台の中から、カウンターパートの先生おすすめのお店で食事をします。まだ慣れていないので、外食する際はいつも先生が付き合ってくれますが、自分でも自由に食べ歩けるようになることが、もっぱら生活の目標の1つです。何を食べてもおいしいので、いつもごはんの時間が楽しみです。言葉がわからず、まだまだ難しいこともたくさんありますが、いろいろ街を探検し、これからもっとクイニョンの生活を楽しみたいと思います。