こんにちは!ミャンマー2期の宮下です。
ヤンゴン外国語大学に派遣され、私は1年生と3年生の授業を担当しています。
今回は、私が住むヤンゴンの今についてお伝えします。
現在ヤンゴンは雨季の真っただ中です。5月下旬から始まり10月まで続くようですが、ミャンマー国内でも時期が違ったりあまり雨季らしくない場所もあったりするそうです。
正直、あまりウキウキしません!
湿度がぐっと上がり、除湿剤が驚きの速さで減っていきます。
「今日は天気がいいなー。出かけましょうかね」と思い準備をしていると、ドシャアァ!!という雨音が突然聞こえるのです…。そうなれば建物の中でしばらくしのぐしかありません。
道もよく小さな川(または池)になり、側溝のゴミが歩道の方まで浮き浮きしてきます…。
そして、この時期は体調を崩しやすくなります。一時は、日本語学科の教員室でも体調不良の先生が続出し、私ももれなく風邪を引いてしまいました…。さらに先生曰く、雨季のヤンゴンでは“インフルエンザ”が流行るのだとか!日本と異なる状況であるため意外でした!
また、女性は水没している道を歩くとしても、民族衣装のロンジー(巻きスカート)を膝くらいまでしか上げてはいけないそうです。
そんな雨季ですが、おもしろい?こともあります。
街中には様々なデザインや色の傘が売られ、企業のキャンペーンの品としての傘もよく見ます。学校では雨の日、教室に入ると空いているスペースには学生が使った傘が所狭しと開かれており華やかです。たたむのではなく開いて干す、というのが私にとって斬新でした!教壇から見ると色とりどりの傘がかわいくて少し心が晴れます。
また、雨が降ると大変ですが、雨音でごまかして道や部屋で歌ったりもできます。
色々危険や面倒と隣り合わせな雨季ですが、綺麗な自然や空気、ギャンブルのような外出など、考え方次第でウキウキできるかもしれません。