ペッチャブーンに来て約5か月が経ち、派遣期間の折り返し地点になりました。今、学校は学期の変わり目の休みです。授業がないので掲示物を作ったりしていましたが、日本語の先生から、先生の娘さんが通っている幼稚園でお団子を作りませんか、と提案してもらいました。
日本語パートナーズは学校での活動以外に地域活動も期待されています。ただ、タイ語をあまり話せない私にはなかなか機会もなく、アパートの大家さんと片言で話したり、近所の子供たちと一緒に遊ぶくらいしかできていませんでした。これは地域活動の絶好のチャンスと思い、させて頂く事にしました。
幼稚園に着くと、子供たちは初対面の私にも恥ずかしがらず、人懐っこく笑顔で抱きついたりくっついたりしてきます。日本の子供たちより人見知りしないような気がしました。もちろん、全員がそうではないでしょうが、とても可愛い子供たちです。
さて、私の自己紹介のあと、お団子作り開始です。
白玉粉の代わりにタイのペーンカオニァオという粉を使い、米粉、豆腐も入れて作ります。ピンクはドライストロベリーの粉、緑は抹茶パウダーと砂糖を使用し、どちらも食紅で色を足します。
いよいよ子供たちが丸めるのに挑戦です。待ってましたとばかり、次々と楽しそうに丸めていきます。思ったより上手で感心しました。後は、出来上がりを待ちます。
一応三色団子ですが、タイ人は甘いのが好き、ましてや子供たちだから、ということで、みたらし団子のタレもつけることにしました。
たくさんの三色団子が完成し、子供たちはアロイ(美味しい)と言いながら、一本ずつ食べました。私も楽しかったし、幼稚園の先生たちにも喜んでもらえて良かったです。
こんな貴重な体験が出来て、とても感謝しています。
子供たちが今日のことを少しでも覚えていてくれたら嬉しいです。