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パートナーズとして大変なこと

①生徒との関係
私は生徒たちと年齢が近いためそれを最大限活かし、生徒と先生というよりも、より距離の近い存在になりたいと思っていました。活動を通して自分でも満足のいくほどそういう関係を築けていると感じるのですが、時にそうした関係が障害にもなるのだと最近になり感じるようになりました。というのも、CP(カウンターパート)の先生が不在で私が1人で文化紹介をするとなったときに、生徒があまり私の話に耳を傾けなくなってしまったのです。そのためその時間は予定を変更して私と日本語でたわいもない会話をして終わったのですが、先生としての威厳が全くない自分に初めて気づきました。授業外でも毎日のように生徒とカフェや学校でお喋りを繰り返しているうちに、生徒もこの人は先生とは少し違う存在なんだと感じ取っていたからこそ、今回のようなことが起きたのだと思います。そういう存在でいることが必ずしも悪いとは思わないのですが、NP(日本語パートナーズ)としてもっと色々なことを紹介してあげるためにもNPとしての立ち位置を考えることは大切なことであり、そして何よりその立ち位置が実はとても難しいのだと思います。

徳竹さんと生徒たちが楽しそうに写った写真
 ②言語の壁
言語の問題は帰国するまで付いてまわるのだと思いますが、やはりもう少し言葉が喋れればと感じることが度々あります。普段の生活の中ではCPの先生方がいて下さるお蔭で不自由なく過ごせますが、勿論先生方にとっても日本語は母語ではないため分からない・伝わらないことがあります。だからといって伝えずにいてしまうと先生方との会話の時間が減ってしまいますし、かといって言葉を簡単にしすぎると自分の言いたい意図と少しずれてしまうし…。それは先生方とのコミュニケーションに始まり、生徒や地域の方々との交流の際にも共通して言えることです。完璧に現地の人のように喋ることは不可能に近いことだと思いますが、できる限り言葉の壁を無くす努力を怠らないこと、それがNP活動をより良い方向へ導いていくのだと感じます。

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お世話になっている市場の方々と
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何かのご縁で仲良くなったバンコクの先生方
Writer
タイ プレー
徳竹 秀亮さん

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