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地域密着型のいいところ

私の住まいはJFM(国際交流基金マニラ日本文化センター)からタクシーで1時間半ほどの所にあり、CP(カウンターパート)の先生と同じアパートに住んでいます。派遣先はマニラ首都圏と聞いていたので都会を想像していたのですが、初めての道中は私が描いていたイメージと違い、“ここでやっていけるのかな”と不安を過ぎらせたのを覚えています。4ヶ月経った今では、早く自分のアパートに帰りたいと思えるような素敵な場所になっています。

Villageは入口にゲートがあり、警備の男性が24時間監視をしています。あと住まいの近くにはサリサリストアといって、民家を改装し日用品やインスタント食品・お菓子等が買える日本の昔の駄菓子屋のようなお店があります。そこはバラ売りで物が買えるのでそれもまたいいです。私はそこで6Lのお水を買っていて、サリサリストアのオーナーからフィリピノ語で買い方を教わりました。毎回お水を買っているので、フィリピノ語を言わなくても察してくれるようになっています。

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近所のサリサリストアです。スーパーまで行かなくても日用品・食料はここで買えます。

写真2
警備の方がこのように24時間監視しています。

また、アパートから歩いて3分くらいのところにはカレンデリアという簡易食堂があり、フィリピン料理が安い値段でお腹いっぱいに食べることができます。習ったフィリピノ語を使い、いつもテイクアウトをしてゆっくり自宅で食事をします。私の住むvillageはフレンドリーな方が多く、積極的に挨拶をしてくださり、会話が弾むと他の人も会話の中に混ざり、いつの間にか大人数で会話を楽しんでいることもしばしばあります。

大阪の派遣前研修や着後マニラ研修で防犯や安全管理のことを十分に聞いていたため、初めは道を歩く時でさえビクビクしていましたが、今では顔見知りも増え、地元の方のアドバイスを参考にしながら自分なりの危機管理で安全に暮らすことができています。なんと言ってもCPの先生が下の階に住んでいるので、生活で困った事があればすぐに助けてくれ、私のことをいつも気にかけてくれます。ここは幸せに感じる瞬間が沢山ある、そんな場所です。

写真3
私の部屋から見える綺麗な夕日です。私の住まいは街から離れているので空気も気持ちいいです。

Writer
フィリピン マニラ
渡辺 恵子さん

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