「おはようございます」「ありがとう」私がここに来てから、職員室に日本語が飛び交っています。嬉しいことです。私の派遣先のSMAN15バンドン(バンドン第15国立高等学校)は、50代の女性の先生が多く、みんな優しく、アットホームな職員室です。そして女性の先生方はおしゃれです。まさにこの国でも女子力のすごさを感じます。
月曜日から金曜日まで、先生方の着てくる服装が決まっています。これは私にとって新鮮でした。月曜日と火曜日は、学校から支給の制服があり、必ずその制服を着てくることになっています。カーキ色のロングのジャケットに、下はロングスカートかズボンです。見事に同じカラーがそろい、スカーフだけがカラフルです。
みんながやってきてポーズポーズに……。男性は副校長、女性のパワーを感じるスナップ。
11月25日は“Hari guru”(教師の日)、この日はインドネシア全土の高校の先生方だけが着られる白と黒のバティックを着てきます。私の派遣先の高校では生徒に選ばれた先生がこの日に表彰されます。
名前を呼ばれた先生は笑顔いっぱい!
また、もう一つ水色のバティックもあります。11月29日は、“Pegawai Negeri”(公務員の日)でした。校庭で式典がありました。
校長先生と先生方です。全員が水色のバティックです。
水曜日の日は、黒と白の服装です。職員室になにか神聖でピュアな空気が流れています。私もその日は 黒白を意識して学校に行きます。
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木曜日と金曜日はバティックの日です。色とりどりのバティックで、職員室が華やかになります。バティックの値段はピンキリで、伝統的な手作りのバティックは高いです。
私がバティック市で買ったものです。一つはジャケット風。右の写真は初めて買ったバティックを着て授業に。
私のCP(カウンターパート)の先生はおしゃれで、たくさんの洋服をもっています。二人とも50代でとても優しい先生です。
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CPのエンダン先生
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写真の右側はCPのイダ先生
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日本語クラブの若いビア先生
ドレスも多いです。なかには、日本の着物と同じように、祖母から引き継いだバティックを大切に着られている方もいます。
赤のドレスの方は日本語を教えていらっしゃる、まもなく定年を迎えられるジュレイハ先生です。
みんなのポーズがすごいでしょう。
ある日の職員室の風景です。
インドネシアのNP(日本語パートナーズ)生活は、このような女性パワーに囲まれてあっという間に1週間が過ぎていきます。