マンダレー外国語大学では12月1日から新学期が始まりましたが、1週目は学生や教師達の姿は疎らで、実際の授業は翌週の5日(月)から始まりました。新入生(こちらでは16歳)が8日(水)に入学し、早速授業開始。教室からは五十音の発声や挨拶の練習等、元気のよい声が響いてきます。この状態からスタートして進級した新2年生は、結構話すことができるので、その上達ぶりに感心させられました。新入生の入学式は行われますが、日程は全く未定、これから決まるそうです。これまでに何回か新入生とその保護者らしい人が私の席まで来て話しかけてきました。それは入学や諸手続に関することと推測できたのですが、職員室入り口に一番近くて大きな机に座っている六十代の私を恐らく担当職員と間違えたのでしょう。職員も失笑していました。
学生は親切で素直です。先日も「滞在先の窓から見えるマンダレーヒルがきれいで一度行ってみたい」と言葉を発したところ、思いもかけず賛同者が出て、早くもその週末に一緒に登山することになりました。爽やかな挨拶や真摯な授業態度、興味あふれる質問などに接するたびに、少しでも彼らの一助になればと思っているところです。当地に着任後まだ僅かな期間で、また、授業も始まったばかりの状況ですが、これまで培ってきた私なりの持てるものを活かしながら、交流を深めていきたいと思います。
「大学創立19周年記念」(記念日は12月2日)に関する写真展示(廊下)。日本語学科も展示しました。
3年生、「日本事情」の日本の四季に関する初めての授業です。
4年生とともにマンダレーヒル登山、入り日が美しい夕方です。