12月に入り、フエは雨季の真っただ中です。気温もやや肌寒くなり、毎日のように雨が降るので、気持ちもなんだか曇がかかったようです。しかし、こんなときこそ明るく楽しい活動を!ということで、7年生(中学1年生)で切り紙の授業をしました。
生徒に事前にはさみとのりを持ってきてもらい、こちらは普通の折り紙と和紙の折り紙の2枚を配布しました。まずは、紙を開いた状態の見本を見せて、それがどんな風に切ったらできたのかを見せました。簡単なものからきれいなものまで見本を見せると、生徒たちは少し難しくてもきれいなものを作ってみたい!といった雰囲気に。そのあとはそれぞれ自由に作ってもらうことにしました。
最初はどう切ったらいいか戸惑っていた生徒も、こちらで一部切って開いて見せてみるとその後自分でやってみる生徒たち。また、切る線だけが書いてある見本も持っていき、開くとどうなるか実際に見てみたい、と思った生徒はそちらを模写して切っていました。
どんな形に切ろうかな?
これはどんな形になるのだろう?
事前に準備している段階では、自分が型通りに切るのでも難しいなと思う部分があり、生徒が自由に作るというのはやや難しいかも…と思っていましたが、図形のイメージができる生徒もおり、とてもきれいな作品がたくさん!自由な発想の、私の予想をはるかに超えた切り紙ができていました。
ここを切るといいよ!
切り込みを入れると花びらのようにめくれます
そのままでは家に持って帰るまでに切り紙が切れてしまう可能性があるので、A4の厚めの白い紙に、できた切り紙を貼ってもらい、クリスマスカードに仕上げました。「メリークリスマス」や前の週に勉強した「私は〇〇がほしいです」の文や好きな絵などを書いてもらい完成!こちらも生徒のセンスが光っていました。
CP(カウンターパート)の先生も一緒に
完成!!
1コマ(45分)という短い時間でしたが、CPの先生にもペースが遅めの生徒を手伝ってもらったり、休み時間にも割り込んだりしながら作り上げました!男子女子ともに楽しめる活動でした。
自慢の作品!
いろいろな切り紙を作りました