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11月の文化祭で♪BABYMETAL♪デビュー!

派遣先であるボゴールの高校では、毎月のように校内イベントが盛大に行われています。全校生徒数が1800人と非常に大きな学校で、晴れ舞台に出演すれば、一躍、みんなの注目を集めることにつながるので、赴任以来、いつか日本語を使った活動を行いたいとチャンスをうかがっていました。
その日のために「日本大好き!」なメンバーが集う日本クラブのみんなと一緒に練習を重ね、11月中旬に行われた文化祭で、BABYMETALのKARATEをアレンジして、念願のステージデビューを果たしました!(私も、狐面をつけて舞台後方でキーボードを担当)

ステージの様子の写真

練習では、まずKARATEの振付を全員におぼえてもらい、特訓の末30名近い参加者をオーディションでダンサー&シンガーに振り分けました。練習中もKARATEごっこをしてじゃれあっていた男子生徒たちには、戦闘シーンで、迫力満点の技を存分に披露してもらいました。

衣裳も一工夫。BEBYMETALといえばブラックの衣装が王道ですが、もうちょっと明るめで、かつオリエンタルなテイストを…と、生徒がデザイン画を描き、それを仕立屋さんに縫ってもらいました。

写真1写真2
生徒たちによるデザイン画

本番は、サウンドシステムの不備など、まぁいろいろありましたが(!)、ともあれ、世界で現在進行形の「日本文化」を、赴任先の高校でも紹介したい、という目標は達成できました。意外にこちらではBABYMETALが知られておらず、同年代の彼らには新鮮だったようです。特に、今回のステージをとおして興味をもった生徒たちに、授業でBABYMETALの動画を見せると、男の子たちが興奮して一緒に「セイヤ!」とかけ声を叫びはじめてビックリ!思いがけないリアクションに嬉しい手応えを感じました。

ステージの様子の写真

また、参加したメンバーがこれで一気にパフォーマンスすることの面白さに目覚め、日本クラブのみんなと、次は何をしよう?と今から次のステージに思いをめぐらせて、わくわくしています。
帰国までの残り数か月に、さらなるチャレンジができるかどうか、乞うご期待!

ステージの様子の写真
今回のKARATEでは、「もののあはれ」「いとをかし」という
日本古来の感覚をコンセプトに、赤い幟をシンボルに用いました。
闘いを鼓舞する小道具でもあり、場面を区切る目隠しとしても大活躍!

写真
BABYMETALの世界観に入りこんでいる、ダンサーMETALのみんな

写真
KARATEの動きは、応援団の剛健さにも通じるものがある!…という解釈で、学ランも活用
(日本クラブの二年生男子は、なぜかみんな学ランを持っているのです)

Writer
インドネシア 西ジャワ州
吉田 知恵さん

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