皆さんこんにちは!ホーチミンに赴任して、早いもので4か月目に入りました。現地の生活にもすっかり慣れ、楽しく活動しています。
私の担当校であるヴォチュオントアン中学校は、今年、創立60周年を迎えました。日本語クラスは各学年1クラスで、170名余りの生徒が日本語を学んでいます。
生徒は、学年を問わず、私との会話を楽しみにしてくれています。6年生は、まだ、簡単な挨拶と平仮名の50音を覚えたばかりですが、それでも、片言の日本語で積極的に話しかけてきますし、英語が少し話せると聞くと、流暢な英語で話しかけてきます。そして、それらに日本語で応えると、みんながみんな「おう!」、「やった!」とのリアクションが返ってきます。
日本語練習帳を手にハイポーズ!
グループ発表「日本とベトナムの結婚式」
「日本とベトナムの結婚式」ディスカッションの1コマ
さて、10月、11月はダンスコンテスト、綱引き大会、音楽コンテストなどイベントが盛りだくさんでした。
11月から始まった学年別のクラス対抗綱引き大会は、朝と午後の休み時間を利用して行われました。「日本語クラスは伝統的に強い。」とのことば通り、7年生は優勝、8年生は2位に輝きました。優勝こそ逃しましたが、6年生の戦いぶりも感動的でした。1回戦、1対1で迎えた3本目、つい生徒のそばに行って、「腰を落として。もっと前に詰めて。」と声をかけてしまいました。そして、笛の合図とともにスタート。「がんば~れ!」の声援に、見事逆転勝利!歓喜をあげてそばにきて、「やった!」のガッツポーズ・握手に、感動。応援に夢中になっていたらしく、このシーンだけ動画がうまく撮れませんでした。
そして、迎えた準決勝。これまた1対1の3本目、両者の力は拮抗。あと一歩のところで力尽き、惜しくも負けてしまいました。試合後、クラスみんなが大粒の涙。「よく頑張った」と、声をかけるのが精一杯でした。頑張りと純粋さに、つい目が潤んでしまいました。
綱引き大会、1回戦勝利に歓喜!
力拮抗の準決勝
ダンスコンテストでの8年生のパフォーマンス
音楽コンテストのパフォーマンスを終え、記念写真
音楽コンテストで優勝した9年生