先日、赴任先の高校の先生の結婚式があり私も参加させて頂きました。私の高校にはジョグジャカルタ出身の先生が多く、結婚される先生もジョグジャ出身だったので結婚式はジョグジャで行われました。
金曜日の授業後、みんなで貸切バスに乗ってジョグジャに向かいました。15時間程かかりました。私の人生でこんなに長い間バスに乗ったことはなく初めての経験でした。
早朝に着き、ジョグジャ出身の先生のお家で休憩させてもらい、お風呂に入って結婚式に向けてみんなで準備をしました。その時にインドネシアの一般的なお湯なしの溜めてある水を手桶ですくって水浴びをするスタイルのお風呂に入りました。職員全員お風呂に入るのに時間がかかるので先生と一緒にお風呂に入り寒いと震えながら入ったのも笑えるエピソードです。
インドネシアの結婚式にも初めて参加させて頂き、驚きの連続でした。食べ物の屋台が並んでいて、招待された人達は一斉に食事を始めました。その後新郎新婦と共に集合写真を撮りました。新郎新婦はジョグジャの民族衣装を着ていてとても素敵でした。一瞬だけ写真を撮ってまた食事をして終了という日本では見たことのないスタイルでした。馴れ初めを聞いたり、親しい間柄の人の話があるわけでもなく、"みんなでご飯を食べる会"というような印象でした。インドネシアでも新郎新婦にご祝儀を渡す習慣があり日本のご祝儀袋に入れて渡すと喜んでくれました。その後私のCP(カウンターパート)の先生もジョグジャ出身なので、先生のご両親にも会うことができました。
夜は全員でまた別の先生の家にお泊りしました。また震えながら水浴びをして、みんなで雑魚寝をして、翌日の早朝にジャカルタへ帰りました。私も職員の一員として迎え入れてくれて嬉しく、インドネシアの現地の人々の生活を体験することができてとても心に残る旅になりました。こういう体験ができるのも現地の人々と触れ合う日本語パートナーズの良いところです。