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おもてなし!お茶のお味は?

Selamat siang!
インドネシア西スマトラ州パダン第9国立高等学校から授業での茶道の様子をお伝えします!

茶道は、日本でも機会が無い限りなかなか体験することが無いのではないでしょうか。

私は茶道を10年ほど習っていました。その理由の一つは、続けようかと迷っていたときに「外国人と話すときに、何か日本のことを詳しく知っていると必ず興味を持ってくれる」というある人のお話でした。

そして今回、日本語パートナーズとして異国の地で生徒に茶道を体験してもらえることはとても感慨深いものでした。

初めに、茶道をするときの心、おもてなしについて説明!細かい説明は先生にインドネシア語で手伝ってもらいました。

さて、茶道体験!
1回目は、一通りのお点前を生徒の前で披露して、お菓子の取り上げ方、お茶の飲み方を伝授。

正座してお辞儀を体験する生徒の写真
お辞儀の仕方はどうですか?
苦そうに顔をしかめる生徒の写真
お茶のお味はどうですか? に、苦いっ!

2回目は、みんなでお茶を点てる体験!
通常の薄茶は、お茶杓に1尺半~2尺ほどでちょうどですが、苦くないように1尺にする子もいたり、2尺入れて「先生、平気!」という子もいたり、反応がとても面白かったです。 

お茶をたてる生徒たちの写真
一斉にお茶を点てる。がんばって!

そんな中、茶菓子でいちばん人気だったのが、金平糖!
和菓子は甘すぎるという子もいましたが、「苦い!」という子に「これを食べたら大丈夫~!」と渡した金平糖が一番人気で驚きました。

お菓子の写真
日本からはるばる持って来たお干菓子。
日野さんと先生の写真
私と先生も、教壇の上でお茶を飲みました。

今回の茶道では、授業後に「お茶杓は何でできているの?」「着物を着ないといけないの?」「どの季節によくするの?」と質問をたくさん受けました。それだけ興味を持ってくれたということに、感動。そして質問に詳しく答えられることも嬉しく感じました。

武道やアニメ、何であっても自分の得意分野で日本を伝えることはとても大切で、自分が生き生きと活動すれば、必ず生徒も興味を持ってくれるということを身をもって感じました。

Writer
インドネシア 西スマトラ州
日野 千明さん

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