みなさん、こんにちは。
インドネシア北スマトラ州メダン市に派遣されている永井です。
先月末(2/28)、私の派遣校ダルマワンサ高校にて行われたPentas Seniというイベントについて紹介したいと思います。
インドネシア語でPentasは公演・舞台、Seniは芸術・才能という意味。
歌やダンス、ファッションショーなど、様々な発表がありました。
この日は生徒だけでなく、先生もステージ上でパフォーマンスをします。
私は数ヶ月前にバイオリンを弾ける生徒からお願いされ、キーボードで共演させてもらうことになりました。授業準備などで忙しくしていた日々の合間を縫って、一緒に練習を重ね、やっとの思いで本番を迎えました。
当日は、クラスごとに模擬店も出店され、日本の文化祭のような盛り上がりでした。
本番、大勢の観客がいる中で演奏した曲は二つ。一つ目は「Bunda」という、インドネシアで母の日によく歌われる曲。インドネシアではとても有名な曲だそうです。
二つ目は日本の「花は咲く」という曲。大震災の後に作られたこの美しい曲を、同じく大地震を経験している北スマトラの人々にも紹介したいと思い、今回私が選曲しました。
周りにいる大勢の観客からの声援や、演奏に合わせて歌ってくれた生徒達のおかげで楽しく演奏することができ、いつも以上に生徒達との一体感を味わいました。
こうして、私の日本語パートナーズとしての活動は、授業内だけでなく、教室の外、あるいは学校の外にも広がっています。
派遣校の生徒達とは約半年一緒にいて、先生と生徒との関係以上に、今や兄弟姉妹のような関係です。
信じられないことに、帰国まであと2週間を切りました。残り限られた日数で、皆のために他にどんなことが出来るだろう、と日々考えながら活動しています。