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マンダレー外国語大学での体験

マンダレー外国語大学には日本語学科をはじめ、ミャンマー語、韓国語、中国語、タイ語、英語、ロシア語、ドイツ語、フランス語の9つの外国語学科があり、その他に哲学、国際関係、歴史、言語学、オリエンタルの学科もあります。玄関入り口には国際広場があって各国が紹介されており、「富士山」のミニチュアも展示されています。

国際広場にあるミニチュア富士山の写真

朝は資格取得のためのディプロマの授業(7:00~9:00)から始まります。それが終わると学部生が次々に登校。それを守衛さんや大学の職員達が校門で温かく迎え入れます。通学の殆どを占めるバイクは係員の誘導によって並べられ、その見事な整理には感心させられました。

登校風景の写真
整頓された沢山のバイクの写真
学食の写真1
学食の写真2

学内にあるお昼のレストラン。
ご飯とおかずを選んでおよそ1000K~1500K(チャット:日本円で100~150円)で食事しているようでした。
スープはサービスでついています。

大学ではいろいろな行事が行われました。今回はその中から3つ紹介します。 最初は大きな寄付が行われる「カテイン式」です。1月に、各外国語学科が寄付金や多くの品物を集め、学生の手によって飾り付けを行い、それらを寺院まで運びました。

カテイン式で飾りつけられた寄付金や品物の写真
寄付の品々を枠に取り付けています。
洗剤やバケツなどの日用品も見られます。
寄付金でできた飾りの写真
クジャクの鳥とその下の円形のものは
お札で作られています。

次は2月に行われた「タマネ作り大会」です。「タマネ」とは餅米で作るミャンマーの郷土料理です。材料の仕込みや火おこしから完成までを競い合う学科対抗のこの行事は、鳴り物入りのすごい応援合戦となりました。

屋外でタマネ作りをする生徒たちの写真
大きな棒を持って鍋をかき混ぜている写真

この日、我が日本語学科は見事第3位に入賞しました。顔に「日の丸シール」を貼って応援した甲斐がありました。

2月12日(日)は「ミャンマー連邦記念日」です。それに先立って、学生による各民族の舞踊が紹介されました。特色ある踊りやきれいな民族衣装が印象的でした。

写真
ビルマ民族の舞踊
写真
チン民族の舞踊

下の写真は、学生が下校した後の一般を対象とした夜学(17:00~19:00)の様子です。
日本語学科では、授業が開始された当初は560名の登録者がありました。一つの教室に100名を超える受講生です。

教室の様子の写真
ヴァイオリンを持って記念写真
【追記】2月に同僚の知人の案内で「国立芸術文化大学」を訪問する機会があり、
音楽科の学生達と演奏交流ができました。
Writer
ミャンマー マンダレー
工藤 浩さん

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