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赴任一ヶ月!私の生活

初めまして。
マレーシア3期の作間温子です。赴任して早くも1ヶ月が経とうとしています。

私の赴任地はペラ州の南部にあるテロックインタンから車で西へ1時間、バガンダトーという海の近くの町です。学校の周りはヤシのプランテーションが広がりとても自然豊かな環境にあります。

校舎の外観の写真
全寮制の学校で700人の生徒が学んでいます
一面が緑の風景写真
教員寮の部屋から見えるヤシのプランテーション

朝7時15分に学校に到着。授業は7時30分から14時まであります。1コマ30分の授業で、毎日3つの日本語の授業があります。

語学はドイツ語・アラビア語・日本語の選択科目で、日本語選択者は150名ほどです。ひらがな、カタカナ、漢字に苦戦しながらも日本の文化に興味を持つ生徒が多く、熱心に授業に取り組んでいます。

授業では、「3月」ということで、折り紙や絵はがきを使って「ひな祭り」を紹介しました。

写真
絵はがきのひな壇と折り紙で作成したカード

また出身地である宮城県の紹介をしながら、東日本大震災の話をすることができました。3.11から6年経ちましたが、未だに行方不明者が2,556人いるということ、また写真を使って被害状況を紹介しました。
「防災・減災」という考え方があることを紹介し、もし災害が起こった時にどのように行動するか、家族との待ち合わせ場所はどこにするか、などを一緒に考えました。

生徒たちはとても熱心に当時のことや現在のことなどたくさん質問してくれました。そして授業の最後に生徒が以前から練習していた日本の歌を歌ってくれました。阪神淡路・東日本大震災の際に歌われた「幸せ運べるように」でした。突然のことで大変驚きましたが関心を持ってくれたこと、そして日本のために歌おうと言ってくれた気持ちがとても嬉しかったです。

東日本大震災の資料の写真
持参した資料を使って宮城県、震災と防災について紹介しました

赴任してひと月、まだまだ慣れないことも多くありますが、先生方や生徒の皆さんに助けられて毎日楽しく生活することができています。私自身、まず、マレーシアの人々とたくさん関わり、文化理解を深めるとともに私を通して少しでも日本に興味を持ってもらえるよう、日々大切に過ごしていきたいと思います。

教室で生徒たちと撮影した写真
フォーム4(16歳)の日本語クラス
Writer
マレーシア ペラ州
作間 温子さん

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