お正月はもう終わったはず…ですが、ここカンボジアには3回お正月があります。世界の正月、中国の旧正月、そしてクメール正月です。このクメール正月は一番盛り上がり、4月14日から16日の3日間行われます。みんな家族と過ごすために田舎へ帰るので、プノンペンから人がいなくなります。「バイクもいなくなるから、道でバドミントンができるよ!(笑)」とのことでした。おもしろい!
お正月前に、日本へ留学するCP(カウンターパート)のソティア先生のために“ありがとうパーティー”と題して、“歌”を歌い、“白玉だんご作り”を行いました。
だんご作りは、カンボジアにもプラエアイという米粉を使っただんごがあるので、学生たちに親しみのある日本食体験となりました。積極的に作ってくれたため、スムーズに出来上がりました。ありがとう!
味は「たれ(醤油)・きなこ・あんこ」の日本の味、3種類。たれとあんこは、私が作ったのでみんなの口に合うかどうかドキドキでしたが、おいしいという言葉をもらうことができました!
イベントを始める前は、うまくいくかな?と、不安になりますが、作っているときも、食べているときも楽しそうな学生の顔を見ると、やってよかったなあ、といつも思います。
おいしそうな白玉だんごたち…いただきま~す!!!主役のソティア先生でした♪
歌は、谷村新司の「やくそくの樹の下で」を歌いました。学生たちに歌詞のイメージを持ってもらうために、パワーポイントで単語の意味を確認し、読み方も一緒にリピート練習しました。みんな、日本語がとても上手に読めるようになり、本当に嬉しいです。
伴奏は、ギターが得意な学生が弾いてくれました。メロディに合わせてリズム良く歌うことは、少し難しかったようですが、ギターの音とみんなの歌声が一緒になったときは、とても素敵だなあ、と思いました。この歌の歌詞には「別れと再会」が含まれているので、お別れパーティーで歌うことができてよかったと思う半面、少し寂しさも覚えました。私の任期が終わるまであと3ヵ月です。