こんにちは!
私の派遣されている学校はクアラルンプールから電車1時間、バス1時間ほどのヌグリスンビラン州のクアラピラーという小さい町にあります。
私の日本語パートナーズ生活は、まだ夜が明けない6:45のスクールバスのお迎えから一日が始まります。
学校には7:00に着きますがまだ日は昇っていません。

生徒たちは朝から大きな声で「おはようございます!」と挨拶をしてきて、元気いっぱいです。
どこにそんな元気があるの~?といつも不思議に思います。
そして、7:30にようやく日が昇り始めたところで、授業の開始です!

この学校に赴任して初めて授業に入ったとき、生徒が元気いっぱいに挨拶はしてくれるものの、質問ある?と聞くと、みんな「ないです!」と言うんです。
でも、生徒はその後すぐにカウンターパートの先生に質問を聞きに行きます。
なぜ、私には聞いてくれないのかと先生に聞いたところ「沙織さんの事、コワイみたい。」と一言。
えーーーーー?顔?声の大きさ??雰囲気???なんで????
その後、先生から「みんな挨拶はできても、日本人と日本語を使って会話をしたことがないから話すのがこわいみたい」と言われました。
それと同時に、私も学生の頃 ELT(English Language Teaching)の先生が来た時、仲良くなりたい気持ちで英語で挨拶はするけれど、会話が続かないのがこわかった事を思い出しました。
約2か月が経った今、生徒たちも私に慣れてきたのか、分からないところや、答えがあっているか聞きに来てくれたり、習ったばかりの日本語で必死に何かを伝えようとしてくれたりするようになり、とても嬉しいです。
放課後は、日本語クラブのみんなと鯉のぼりの製作や書道を楽しんでいます。毎日、発見の連続でわくわくした生活を送っています。
生徒の日本語が上達することはもちろん嬉しいですが、たくさんの生徒の笑顔を作って、こんな日本人がいたなぁ~と少しでも記憶に残る活動を続けていきたいと思います!


