スラマット・パギ!(午前中のあいさつ)
赴任地についてから二ヶ月が過ぎようとしています。
今回は、マレーシアの食文化とともに、買い物事情についてお伝えします!
派遣地はペラ州にあるバガンダトーという小さな町です。
全寮制の学校で、学校内にある教員寮で生活しています。
部屋には、キッチンがついているので、自炊も可能です。
しかし、自転車や徒歩で行ける範囲に、スーパーなどは無く、食材を手に入れることが難しいです。
そこで救世主的な存在が、地元民にとって身近な「パサール(市場)」です。
私の居住地では、毎週日曜日の朝に「パサール・パギ(朝市)」が開かれています。たいてい、朝に開かれるものと夜に開かれる「パサール・マラン(夜市)」があります。
マレーシアでは、毎日、至る所で市場が開かれ、日本の縁日のように、様々な屋台が立ち並びます。食品だけでなく、日用品などを一度に揃えることができます。まさしく移動スーパーの様です。
慣れない環境で一番大切な「食事」。
赴任期間を健康に過ごすために、上手にパサールを利用していきたいと思います。
さぁ、それではパサールに出発です!
学校前の道路をまっすぐ行くと小さな町があります。同僚の先生からお借りした自転車に乗って15分で到着。
町に着くと広場のような場所に、たくさんのテントが並び、大勢の人でにぎわっています。
わたしも日曜日の朝は、ここで朝食を採ります。
いつも食べるのは、マレーシアの定番ごはん「ナシレマ」です。ココナッツミルクで炊いたご飯を、チリソース、ゆで卵、にぼし、ピーナッツと共に食べます。
ほとんどの物は、量り売りで買うことができます。
パサールに行くとマレーシアの食文化を知れるだけでなく、地元の人々と交流ができるところも楽しみの一つです。
マレーシアは、マレー系、中華系、インド系の人々が共に暮らしています。このパサールでも、隣り合ってお店を出していたり、共にごはんを食べたりと民族間交流の場にもなっています。
今後もマレーシアの食文化を楽しみつつ、健康第一で元気に活動できるよう努めたいと思います。