はじめまして。マレーシア3期の藤谷友里と申します。
私はクアラルンプールから車で1時間くらいの場所にあるスランゴール州のバンティン科学中等学校で活動しています。この学校には約800人の生徒がおり、日本語を学習している生徒は約200人います。
今回は4月14日に行われた Majlis Anugerah Kecemerlangan (通称MAK)という卒業式のようなイベントで、よさこいソーランを踊ったことを紹介します。
MAKの1週間前に出し物に1つ空きができたのでよさこいソーランを踊りませんか?という提案がありました。私は大学で4年間よさこいソーランサークルに所属しており、いつか生徒達と踊れたらいいなと考えていました。思ったより早く夢が叶いそうだ!と思ったものの練習期間は5日間しかありません。
日曜日の夜に3年生の日本語クラスの女の子10名が集まり、そこでビデオを見せて紹介しました。
月曜日、参加者が14名に増え、本格的に練習が始まりました。休憩時間も何度も繰り返し動きを確認していました。
火曜日、難しいパートに苦戦しながらも練習しました。次第に生徒達同志でアドバイスをしながら練習する様子が見られました。踊りの流れを紙に書いて覚えている生徒もいました。
水曜日、リハーサルの日です。先生方からたくさんアドバイスをいただきました。しかし、生徒も私自身もこの3日間の練習で疲労がピークに達していました。どんな言葉をかけたら良いか考えてもうまく言葉で伝えることができず悔しかったです。
木曜日、はっぴを着て鳴子を持って本番同様に踊る練習をしました。前日にもかかわらず夜遅くまで最終チェックを行いました。
そして当日、本当に素晴らしい演舞ができました。会場も大盛り上がりで、日本語を学習していない生徒も「どっこいしょーどっこいしょー」と口ずさんでいるのが嬉しかったです。短い間でどうなるか不安でしたが達成感と充実感でいっぱいです。これからは授業でもよさこいソーランを紹介していく予定です!