こんにちは。
私はジェリ科学中等学校にいます。マレーシアのクランタン州ジェリという町の全寮制の学校です。周囲は山に囲まれており、景色がとてもきれいです。昼間は暑いですが朝晩は涼しく過ごしやすい所です。
日本語を教えるジャゼミ先生は大学で4年間日本に留学し、その後もずっと日本語に携わってきた先生です。言葉に困ることはほぼありません。文字も私よりきれいです。その先生が「せっかくNP(日本語パートナーズ)がいるのに、国際言語週間の1日じゃ足りない!」「日本語週間を作りましょう。国際言語の週の後を考えています。」と提案してくれて私の学校に日本語週間ができました。
日本語週間ではNPの小野さん、大塚さん、交換留学生でマレーシアの高等学校に通っている石上さん、志舩(しぶね)さんが学校に来てくれました。ジャゼミ先生との打ち合わせであれもこれもと欲張った結果、1日が3日に感じられる盛りだくさんの日程となってしまいました。4人がいなければどうなっていたことか。本当に感謝しています。
すべての日本語のクラスで、巻き寿司と書道を実施し、午後は浴衣、アルゴリズム体操、ソーラン節、指相撲のアクティビティがありました。また、生徒たちが楽しそうにしていた結果でしょうか、5年生(高校1年生)のリクエストで巻き寿司と浴衣のクラスが夜に追加となりました。
実はまだあります。私が最も感動した浴衣ファッションショー、なぜかというと提案して浴衣の着方を教えただけで内容は担当の4年生(中学3年生)がすべて考えてくれたからです。4年生の生徒たちが考えた歩き方やパフォーマンスはとっても楽しかったです。そしておおとりの大塚さんの登場の時の歓声はすごかったです。主催した生徒も見ている生徒もとても楽しんでいました。
日本語週間の結果、今までよりも「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」の声を多く聞くようになりました。大忙しでしたが、日本語週間は大成功でした。