みなさん、基隆からこんにちは。みなさんは基隆をご存知ですか。雨、港、食の町として有名で、みんなが口を揃えて言う「基隆は本当に良いところ。」の言葉通り自然もいっぱい、そして人がとても親切で温かいです。私もすぐに基隆が大好きになりました。
川と市場のそばにある基隆女子高校は先日93周年を迎えた歴史ある学校です。生徒数は1562名、そのうち2年生の155名が日本語を週一回勉強しています。校内には緑があふれ、たくさんの花も見られます。夏の夜には蛍も見られるのだとか…。又、綺麗に鑑賞できるように、と今年桜を植樹したそうです。今年は拝めませんでしたが、来年以降の開花が楽しみですね。
学校の先生方も日本語や日本文化に興味を持ってくれる方が多いです。日本のドラマ、お弁当、料理、観光地等、話題は尽きません。
授業ではロールプレイをしたり、発音のモデル、文化紹介等をしています。今年、基隆女子高校にもたくさんの桜が咲きました。
又、CP(カウンターパート)の先生と週一回、近隣の男子高校にも一緒に行っています。女子高校とは又違った雰囲気で、共学高校出身の私にはどちらの高校も新鮮です。台湾にも「こどもの日」があり(4月4日)、この日の前後、基隆の港にも地元の小学生が作った鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいました。先日、「こどもの日」「ひなまつり」「七五三」についての紹介、そして兜づくりをしました。
ここ基隆での生活も残りわずかとなってしましましたが、基隆と日本がもっともっと近くなるように、楽しく優しい活動をしていけたらと思います。