皆さんこんにちは!ホーチミンでの活動も残りわずかとなりました。担当校のヴォチュオントアン(VTT)中学校も、5月19日で今年度の授業が終了。26日に終業式・卒業式を迎えます。
期末試験では、前期に続き、聴解テスト・会話テストのお手伝いをしました。カウンターパート(CP)の先生の「生徒に、自分の言葉で話せる会話力を身に付けさせたい。」との強い思いからです。聴解テストでは、実際の生活や出来事を取り入れた、リアル感のある会話をCPの先生と一緒に作成しました。会話テストは、CPの先生とのディスカッションを踏まえ、試験範囲の表現・文法を押さえた課毎の質問事項を作成し、その中から、3~4つを選択した質問シートをもとに実施します。
当日は、教室の前の廊下に机を出して、生徒と1対1のインタビュー形式で行いました。少し緊張した生徒もいましたが、みんな一生懸命で、終わると、「やった!」のガッツポーズと笑顔で教室に戻ったそうです。1クラス3~4コマを使っての実施ですが、前期と比べ、会話力は確実にアップしていました。生徒の「自分の言葉で話したい、話せた!」の思いにも応えられた1週間でした。
5月は日本の子供の日を前に、「ひなまつりとこどもの日」を紹介し、折り紙や新聞紙でひな人形とかぶと作成に挑戦してもらいました。CPの先生が解説を加えて、しっかり授業にされていました。生徒たちも大喜びで、最後には、先生の発案で、机の上で作品展も!私も、いっしょに楽しみました。
最後の授業で少し時間をいただき、今まで撮りためたクラスの写真と動画をショートムービーにしたものを見てもらいました。皆さん、大歓声と拍手で楽しんでくれました。改めて、CPの先生と生徒に支えられた活動に感謝です。