こんにちは。ベトナムのダナンに派遣されている津田です。
私の担当校の一つであるレクイドン高校の日本語専門クラスはまだ新しく、日本の生徒と交流したことがありません。そのため、日本の高校生と交流する機会をつくることが、目標の一つでした。派遣前に仕事で関わりのあったフリースクールの先生にお願いすると、快くOKしていただきました。当初はSkypeで交流できればいいな、と考えていましたが、高校のネット環境があまり良くないことがわかり、予定を変更し、去年の12月末に「年賀状」を送ることになりました。
日本の高校生に届けることを生徒に伝えると「日本の高校生と友達になれるかも!?」とわくわくしながら、思い思いの年賀状を作ってくれました。ウラには住所ではなく、自己紹介と「自分の好きなこと」を書いてもらうことにしました。
それから約3ヵ月後…
日本の高校生から返事が届きました。
日本の高校生は、ベトナムの高校生が、外国語である日本語をとても綺麗な字で、上手に使いこなしていることにとても驚いていたそうです。また、ベトナムで流行っていることなどを自ら調べてくれた生徒もいました。レクイドンの高校生が一生懸命書いた手紙が、日本の高校生の心にしっかり届いたんだと思うと、私も胸が熱くなりました。
すぐに学校に持っていくと、生徒達は漢字の多い文章もスマホで一つ一つ調べ、特徴のある文字があると「先生読んでください!」と手紙の内容を理解しようと一生懸命でした。「〇〇ちゃんと友達になりたい!」「これを書いた人は男の人?女の人?どっち?」と、手紙を書いてくれた高校生に興味津々でした。
生徒達が書いた「好きなこと」の内容はゲームや、好きな歌手など、私が知らないことばかりで、やはり同年代で盛り上がれるのは素敵なことだと思いました。
今後は個人的にやりとりが続いてくれればいいな、と期待しています。