今、私の学校では1年生にひらがなを教えています。
どうしたら、楽しく覚えてくれるだろうかとCP(カウンターパートの先生)と考えた結果、定番ではありますが「かるた」をやろうという事になりました。
ですが、日本と違い教材は何でも揃っているわけではないので「かるた」はもちろん学校にはありません。なので、ネットで使える画像の検索から始め、カラープリントをし、ラミネートをして作りました。
そして、グループに分かれて「かるた」をやります!なぁんて、言っても生徒は分かるわけがないので読み方のおさらいと、やり方を教えて始めました。
ですが、私の中で「かるた」は小学生ぐらいまでが楽しく遊んでくれるものと感じていたので、中等学校の生徒達は楽しんでくれるのか?内心、すっごく心配でドキドキしていました。
そして始まったカルタ大会!
「じゃあ最初は、かえるのか!」といった同時にカードを目がけて机をバンバン叩く音、間違っているのに堂々と「これでしょ!?」と聞いてくる生徒、取れなかったけどケラケラ笑う生徒。男の子達はカードの取り合いが始まっていました。
私の心配とは裏腹に最初の1枚目から生徒たちの激しい行動と楽しそうな姿に驚きました。
生徒がヒートアップすると、私の声も届かなくなり「先生の声が聞こえない!」とお叱りの言葉を生徒から頂きました!それに対抗し私が大きな声になればなるほど生徒も更に激しくなる。普段、静かな男の子達も汗をダラダラかきながらプロレス並みに激しい取り合いです。
そして、言うまでもなく、次の日の私の声はガラガラのカスカス声でした。それでも生徒たちが楽しんでくれたのはとても嬉しかったです。次回やるときはマイクが必要ですね!