スラマット・パギ!(午前中のあいさつ)
派遣期間もちょうど折り返し地点です。そして6月はラマダーンの関係で学校も2週間の休みに入りました。
※イスラム教徒が日の出から日の入りまで断食を行う「ラマダーン」。今年は5月27日から6月24日まで行われ、その後、断食明けのお祭り「ハリ・ラヤ」があります。
このお休みを利用して、いざ、マレーシアを学ぶ旅へ!今回の行き先は、ボルネオ島にあるサラワク州の州都「クチン」です。
クアラルンプールからおよそ2時間のフライトで到着。
マレーシアは、西マレーシアの半島部と東マレーシア地域のサバ・サラワク(ボルネオ島北部)に分かれています。サバ・サラワク地域は、西マレーシアとは異なる民族も多く、自然環境もとても豊かな所です。
まず初めに向かったのが、「サラワク文化村」です。ここでは、民族の住居様式が展示され、その暮らしを学ぶことができます。
ビタユ族、メラナウ族の住居
シャーマンの祈祷台と偶像
サラワク州の主要民族は、イバン族、ビタユ族、メラナウ族となり、初めて名前を聞く民族に出会うことができました。ボルネオ土着の民族で、伝統的に陸で稲作・焼畑を行いながら、ロングハウスに住み、精霊崇拝的な民族宗教を保持してきた人たちです。
続いては、ボルネオに来たら、あの動物に会いに行こう!ということで、行ってきました。
ここは、サラワク地域に住む動物たちを保護しながら、一般開放している施設です。
森(hutan)の人(orang)という語源のオランウータン
サラワク州の代表的な鳥「Hornbill ホーンビル」にも会うことができました。
今回、初めて東マレーシア地域を訪れて、西マレーシアとは、また異なる多様性を感じることができ、たくさんの発見がありました。マレーシアは、いろいろな文化を持つ人々が共生している本当に面白い国です。今回の旅は、とても良いリフレッシュになりました!マレーシアで生活する貴重な機会を楽しみながら、残りの活動期間を頑張ります!