7月に入る前から七夕の準備が始まり、七夕が終わるまで、いつもより賑やかな日が続きました。
今年は高校3年生が、7月4日の朝礼で七夕のお話について劇をしました。織姫や彦星といった役を決め、どうして一年に一度しか会えないのかなどについて、学校の皆さんに紹介しました。
また、劇が終わった後、ステージでクラスの生徒たちと一緒に「たなばたさま」を歌いました。生徒たちが振り付けを考えてくれて、みんなで踊りながら歌いました。全校生徒の前で歌うのはとても緊張しましたが、歌も踊りも上手くいってみんなが喜んでくれて嬉しかったです。
笹は、廊下と日本語の教室内に飾りました。短冊は職員室に置いてあったので、放課後や授業の合間に、多くの生徒が「短冊ください!」と訪ねてきてくれました。日本語のクラスがある高校生だけでなく、中学生や他の言語を学ぶ生徒、そして先生方などが書いてくれたので、願い事が書かれた短冊は日本語やタイ語、中国語、英語、韓国語など色々な言葉であふれていました。
笹の飾りや短冊も、主に高校3年生が作ってくれました。普段の授業もあり、準備が大変な中、朝礼も飾りも上手にできたのでとても良かったです。
そして毎年、この学校は七夕の日に飾り付けをした笹をチャオプラヤ川に流しています。(学校の中に船着き場があり、川沿いに学校があります。なので、ほとんどの生徒や先生は船で登校しています。)
放課後に、生徒たちと一緒に笹を川に流しました。「真ん中から流したい」という要望に応えるために、笹をもって船に乗り、川の真ん中に来た時に流しました。生徒たちは手を振ったり、手を合わせたりして、みんなの願いが叶いますようにとお願いしていました。晴れていたおかげで、太陽の光で川の水がキラキラしていて、その中を流れていく笹がとてもきれいでした。