わたしの学校の食堂は、ラマダン(断食)中の1ヵ月間はお休みでした。しかし、また今月から再開し毎日活気あふれています。今回は、マレーシアの生徒の昼休みについて紹介します。
わたしが派遣されている学校では、生徒の昼休みは20分間です。昼休みのベルが鳴ると、学校は1日で一番賑やかな時間帯がはじまります。この短い昼休みに生徒たちは、ご飯を食べ、次の授業の用意をしなければならないので、急いで食堂へ向かいます。
わたしも昼休みには、日本語を勉強していない生徒のグループにも入らせてもらい一緒に食事をすることがあります。生徒との主な会話は、日本語の質問、日本や日本文化について、宗教について、マレー語の質問、そして時には恋愛の話もします。赴任校には、日本語を勉強していなくても、日本や日本文化に興味がある生徒たちはとても多いです。
そして、最近では、右手を使って食事をすることにも慣れ、マレー語での会話も赴任当初よりは理解できるようになったので、生徒と一緒に過ごす昼休みが一段と楽しくなりました。わたしのマレー語やマレー文化の質問にも、いつも一生懸命答えてくれる生徒たちには感謝しきれません。残された時間は長くありませんが、これからも、生徒たちと楽しい昼休みを一緒に過ごしたいです。