「わたしのなまえは、こすげりおです。3がつまで、よろしくおねがいします。」
インドネシア中部ジャワ州スマラン市にある国立高校、SMAN5 Semarangにて日本語パートナーズ活動を始めて1週間が経ちます。今週は、初めて参加するクラスがほとんどだったので、自己紹介を行いました。教室に入った時、日本人が来た!というような歓声が上がるのがとても嬉しかったです。自己紹介は、自作のパワーポイントを使用し、CP(カウンターパートの先生)とともに進めていきます。
基本的には私の言葉をCPがインドネシア語で生徒に伝えますが、自己紹介とは言っても授業です。
「5にんかぞくです」
「26さいです」
「しごとは~です」
「たんじょうびは~です」
と、私が言ったキーワードや数字などをCPが生徒に確認したり、それに関連した内容の復習を交えながら進んでいきます。最後は私への質問タイム。
「インドネシアはどうですか?」
「スマランはどうですか?」
「インドネシア料理は食べましたか?」
「どこに住んでいますか?」
「どうやって学校にきますか?」
など、様々な質問を受け、クラスによっては自己紹介の時間より長くなってしまうことも。
どのクラスも授業に対して積極的だったので、CPにそのことを伝えたところ日本語が好きな学生は多いようです。実際に学校を歩いている時に私を見つけた生徒たちが「りおせんせい~」「おはようございまーす」と声をかけてくれました。
私が日本語パートナーズとして派遣されたことで、生徒たちの日本語力が上がるかどうかというよりも、生徒たちが学校を卒業し大人になった時、日本文化や日本語について少しでも興味を持ち続けてくれることが大切だと思います。そういえば高校の時に日本人が学校にいたな、こんなこと言ってたな、こんなことやったなと、記憶の片隅にそっと置いてもらえるような存在になれるよう、これからの7ヶ月自分らしく活動したいです。