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結納×お葬式×さとがえり

タイにきて、右も左もわからないときからずっとお世話になっているノーン先生とジューン兄さんの結納がありました。
結納は地元で行われるため、8時間かけてイサーン地方のマハーサラカームへ行きました。

風景写真
マハーサラカームの朝
虫料理の写真
歓迎の料理の一つ:空豆みたいな味

「仕事のパートナー以上に、ゆいちゃんはともだち!」と言ってたくさんの場所に連れ出してくれる優しい2人とは、アパートが一緒なため、よくごはんをたべたり、遊んだりしています。

写真
ノーン先生とジューン兄さん
左手首に何重にも巻かれた糸の写真
結納の証:糸

正直2人きりのほうがよいのでは? と何度も聞いたことがあるほど一緒にいます。 だからこそ、結納の最中に「幸せになりますように」と願いながら2人の腕に糸を巻いているときは感動で涙がでそうでした。一生大切にしていきたい人たちです。

結納の次の日、「ゆいちゃん、いまからお寺に行きます」と言われ、着いた先はジューン兄さんのおばあさんのお葬式でした。
お会いしたこともない方のお葬式に出てよいの? さらにわたしは白服にサンダル姿です。

恐る恐る参加してみると、イメージしていたお葬式とは全く違いました。

司会者がマイクと音楽でパフォーマンスをし、お坊さんがお経を唱えながらコーラと水が配られます。さらには談笑していたり、写真をとっている方たちもみられるではありませんか。
ご、ご家族に失礼では?と顔色を伺うと全く気にしていない様子。

タイの死生観は”輪廻転生”であり、死は悲しいけれど、「お疲れ様! また来世で会いましょう」という感覚らしいのです。
日本との違いをしみじみと感じていると
突如ボンッ!と銃声のような音が聞こえ、「ゆいちゃん、拾ってえええ!!」と声がかかりました。
なにがなんだかわからずも、頭上から降ってくる何かを夢中でキャッチしていきました。

鮮やかな飾りがされたお寺の写真
願いが叶うお寺
色とりどりの包みの写真
お金とお菓子

よく見ると、お金とお菓子でした。
「使ってください。良いことがまわりますように」という意味でした。
そして水で手足を洗い、終始明るい雰囲気のお葬式に参加でき、日本と異なるタイの文化を体感できた時間でした。

由井さんと遊ぶ男の子の写真
ノーン先生のかわいい甥っ子、ブーンくん
ノーン先生の実家で団らんの様子
最終日の焼き肉
田舎らしい緑一面の風景写真
夕方
Writer
タイ サムットプラカーン
由井 理紗子さん

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