シンチャオ! みなさん、初めまして。ベトナム南部ビンズオン省にあるチンホアイドゥック高校(THD高)とタンビン中学校(TB中)に派遣されている根本です。ベトナムに来てから、あっという間に半月が経ちました。毎日暑い日が続いていますが、これから約10か月間たくさん日本のことを発信していきたいと思います。
私の住むビンズオン省は、ホーチミンから車で一時間程度に位置し、多くの企業が進出する工業団地です。また、近所にベトナム最大級のイオンモールもあります。休日にはたくさんの人が押し寄せ、家族とともに買い物やカフェでのんびりする憩いの場所になっています。文化紹介で使う日本食なども充実していて、私にとっては心強い味方です。
先週はTHD高の始業式と初めての授業に参加してきました。ベトナムの始業式はなんと朝の7時から校庭で始まり、新入生歓迎のほか、優秀な生徒と卒業生の表彰式や、お祭りのようなダンスや歌の発表、さらにはプチ運動会までありました。日本にはないことばかりで、とても新鮮です。生徒もみんな元気いっぱいに盛り上がっていました。
初めての授業は、これから日本語を学ぶ10年生(高校1年生)です。「せんせい、こんにちは!」 授業開始前から、恥ずかしながらも笑顔で挨拶して迎えてくれました。初回の授業では、自己紹介をしました。ひらがなの学習はこれからですが、私の用意したスライドを見て、東京の街並みや趣味についての写真に「わー」「おお~」と興味津々のようです。今はまだ英語でのやり取りが中心ですが、少しずつ生徒と日本語で話せる機会が増えていくことが楽しみです。
11年生(高校2年生)、12年生(高校3年生)の授業にも参加し、放課後には学校近くのカフェに案内してくれました。将来は通訳になりたいという生徒もいて、懸命に日本語で話してくれました。授業以外での生徒との触れ合いも、どんどん作っていきたいと思います。