先日、同じ学校の先生が結婚式を挙げました。わたしはそこで受付をやらせて頂きました。インドネシアに来てからまだ一カ月と数日です。少し不安でしたが、結婚式の一部始終を見られたこと、そしてインドネシアの伝統衣装のクバヤを着られたことはとても貴重な経験となりました。わたしがクバヤを着て受付に立っていると多くの人が声を掛けてくれました。インドネシア人は外国人に対してとても寛容的です。
この写真は、受付での様子です。名前を書いて頂いて、お礼の品を渡します。インドネシアの結婚式は、本当にたくさんの人が来ます。親戚の方以外で、200人程度の人が来ていました。とても華やかで、賑やかです。日本のように、親しい人だけを呼ぶ結婚式とは違う雰囲気を感じました。新郎新婦の幸せをたくさんの人が祝いに来る様子は、見ていて幸せな気持ちになります。
受付にいることで、色々な方と挨拶することが出来ました。インドネシアの挨拶は、握手をしてから心に手を当てます。「あなたとの出会いに心から感謝している」気持ちを表しているようで、素敵です。わたしもその挨拶で対応させていただきました。たくさんの方に「cantik sekali(とてもきれい)」と言って頂けて嬉しかったです。
これは新郎新婦の写真です。キラキラした飾り物が多く、お花もたくさんあって素敵でした。
インドネシア人は「みんな家族」という言葉をよく口にします。わたしも家族のように色んな方に受け入れて頂いています。この温かい国でもう一つの家族が出来たことを心から嬉しく思います。
日本での外国人に対する対応はどうでしょうか。結婚式でたくさんの方の優しさに触れながら、ふと日本のことを考えました。これから日本は外国人が増えていくと思います。日本に来る外国人の方にも、わたしが感じたような温もりを感じてくれたら嬉しいです。