初めまして!ベトナム4期の新山英雄と申します。私は、バリア・ブンタウ省のバリア市3校に派遣されています。 ベトナムに来て、約3週間が経ちました。今回、授業のこととベトナムでの生活について紹介します。
10年生(日本でいう高校一年生)のクラスに行った時に、ひらがなの『か行』と『さ行』を学習していました。生徒たちは、先生の書いた黒板の字とノートを真剣に見比べます。二度書き、三度書きと上からなぞって書こうとしている姿があります。それを見た私が、ノートに書いてあげるとまるでサインを書いてあげたみたいに、「おー!」と驚いてくれ、「ありがとうございます。」と感謝を述べます。熱心に取り組む姿勢に感心しました。
また、ある高校の生徒に誘われ、サッカーをしてきました。学校から近い運動場に行きました。彼らは、大変上手で、生き生きサッカーをします。「先生!先生!」と日本語を使ってコミュニケーションをとってくれることが、嬉しかったです。
終わった後も、『先生さようなら。』と言ってくれます。これからもスポーツで、交流できたらと思います。
さらに、現地の先生に連れていってもらい、始業式前に散髪をしました。海外で髪を切ることが初めてだったので、とても緊張しました。最初は、本当に大丈夫かな?と不安になってましたが、思い描いた以上の出来に正直ビックリしました。4万ドン、日本円にしたら約200円、安過ぎます。ベトナムで初めての散髪はとてもいい思い出になりました。
ただ、慣れないことも多く、日々葛藤しながら活動しています。
しかし、「千里の道も一歩から」
との言葉がありますが、決して焦らず、地道に、生徒たち、現地の方々と接していく中で、日本のファンを作り、私自身もベトナムのファンになります。そして、これまでの先輩方の活動と、これからの活動を通し、日本とベトナム、両国の教育、文化の花をますます咲かせていきたいです。