こんにちは。マレーシア3期の菊間由佳です。
わたしの派遣校は、クアラルンプールから電車で2時間半ほどのイポーというところにあります。イポーは、ペラ州の州都で「美食の街」として知られる、中華料理がとてもおいしい町です。週末やスクールホリデーは、イポーの中華を食べに来る観光客でにぎわいます。
でも、派遣校には中華系の生徒はいません。なんとも不思議な雰囲気を味わいながら派遣期間を過ごしてきました。
今回はわたしの学校によさこいチームができたことについて書こうと思います。今、9月30日にあるよさこいの大会に向けて、放課後を利用して練習しています。踊る曲は4分程度。まだ2分しか踊っていないのに「先生、つかれた。」と言って勝手に休む子がたくさんいます。まだまだ先は長いです。でも、一度スイッチが入ると真剣そのもの。1つのパートが上手にできたらみんなで大喜び。見ているこちら側もうれしくなります。
わたしの派遣校でよさこいのチームができたのは初めてのことです。8月13日に近隣の学校で行われた国際言語フェスティバルで、生徒たちは他校のよさこいの演技を見ました。その演技に感動して「ぼくたちもよさこい踊りたい!」と生徒自ら練習を始めました。よさこいのビデオをみんなで見て、振りを自分たちで考えたり、教え合ったり、日々がんばっています。どんな仕上がりになるのか、わたしも楽しみです。
また、今回よさこいを踊るのは4年生(高校1年生)ですが、来年5年生(高校2年生)になると進学のための大事なテストがあるので、よさこいを続けることはおそらくできません。ですが、ぜひ自分たちで中学3年生や2年生に引き継いでほしいと思います。そして下級生たちはそれを受け継いで、JLフェスなどの今後の大会に参加してほしいと思います。残りの派遣期間は短いですが、生徒たちの力になれるように、わたしも一生懸命がんばろうと思います。