みなさん、インドネシアといえば、どんな国だと思いますか?
「イスラム教国家」「女性はジルバブを被る」というイメージを持っていませんか?
私もマナドへ派遣されるまでは、そのようなイメージしか持っていませんでした。
ここマナド市では、オランダに統治されていた歴史があるので、インドネシア国内では唯一、人口の過半数がキリスト教を信仰しています。アザーンの代わりに、教会の鐘の音がよく聞こえてきます。
そんなマナド市で、今年からThanksgiving Day(9月第2週目の日曜日)が設けられるようになったそうです。私もカウンターパートの先生のご自宅に招待してもらい、一緒にお祝いしてきました!
マナドでのThanksgiving Dayは、基本的にOpen Houseです。家族だけではなく、親戚や近所に住む人、家の前を通りかかった人など、だれでも迎え入れます。なので、昼から夜まで、ひっきりなしに人が出入りします。知らない人でも家に招き入れる……日本人の私からすると「知らない人を家に入れて平気なのかな~」と心配してしまいます。
私の心配もよそに、来た人みんなでご飯を食べたり、お酒を飲んだり、おしゃべりしたり、音楽にのって踊ったり……もちろん、写真が大好きなインドネシア人。写真撮影もかかせません。特別な日ということで、ドローンを使って撮影しました。
そして、夜ご飯を食べる前にはみんなでお祈りもします。楽しみながらも、神様への感謝の気持ちもしっかり表します。信仰心の強い人たちだからこそ、特別な日もそうでない日も神様へお祈りします。マナドで生活していると、「私も日々不自由なく暮らせていることにもっと感謝していこう!」と考え直す機会がたくさんあります。
次のメインイベントはクリスマスです。毎年10月頃から準備が始まるみたいですが、どんな面白いことに出会えるか今からとても楽しみです!