8月にカウンターパートの先生から、授業内での会話練習をもっと増やそうという提案がありました。1クラス、週に2回1時間ずつ授業があります。週に2回のうち、1時間は文法の導入をします。もう1時間は前回の授業で習った文法を使って会話練習をします。
文型の練習と会話練習が終わったら、練習した内容を紙に書いて、花びらのように切って、ノートに貼ることにしました。先生は授業の初めに、「前回、どんな勉強をしましたか。」と生徒に質問します。しかし、生徒は授業期間が開いた時や、休み明けのクラスの場合はすっかり忘れてしまっています。そのため、ノートを見たらどんな内容を勉強したのかを思い出せるようにこのようにしようと考えました。1年生の授業では、こそあど言葉や私は○○が好きです、○○が好きではありません、○○が上手です、などの練習をしました。その都度紙に書いてノートに貼ることで、生徒達の授業内容の定着度があがったように感じました。
また、授業以外でも廊下で会った時に、授業で習った文型を使って質問すると、恥ずかしがりながら、少し困りながらも日本語で答えてくれる生徒が増えました。今はまだ3分咲きぐらいですが、これからは自分達で日本語の花を満開にしてくれることを楽しみにしています。バンティン科学中等学校でたくさんの生徒達と関わることができて本当に良かったです。皆さん、Jumpa lagi(ジュンパラギ)また会いましょう。