西スマトラ州 アガム県、パダンパンジャンへ赴任して1ヶ月が過ぎました。
住んでいる町ブキティンギは標高が高く山に囲まれているため涼しくて過ごしやすいところです。
中心地には時計台があり、Bendiと呼ばれる馬車も走っています。
学校まではアンコット(乗り合いバス)で通勤しています。
この町に日本人は私含め5人しかいないため、アンコットの中や町中で沢山の人が声を掛けてくれます。
学校では生徒が元気に「めぐせんせい おはよう!」と挨拶をしてくれます。
また職員室の先生たちもいつも私のことを気にかけてくれます。
一人でアンコットに乗れるか心配して車で家まで迎えにきてくれたり、毎回ご飯が辛くないか気にしてくれたり、日本語の先生以外の先生も日本語を覚えようとしてくれます。
まだ赴任して1ヶ月ですがインドネシアの人々の思いやりと愛を沢山感じ、テリマカシー(ありがとう)な毎日です。
先週、初めて放課後の部活「日本語クラブ」に参加しました。
日本語クラブでは日本の結婚式について紹介しました。
日本の結婚式とインドネシアの結婚式の違いについて考えた後、来週に控えている私の大親友の結婚式へ向けてお祝いの横断幕を作り生徒たちとビデオメッセージを撮影しました。
生徒たちは半紙で習字を何度も練習し、本番の横断幕には一筆ずつ緊張しながら書いていました。
また、折り紙を使い上手にハートも折ってくれました。
実際に日本に届けるとなると、みんな張り切って習字や折り紙をしてくれてとても嬉しかったです。
撮ったビデオメッセージは来週に行われる友人の結婚式で流される予定です。
生徒たちへ日本に届いたことを報告することがとても楽しみです。
みんなでがんばって作った傑作。「けっこん おめでとう」国境を越えて想いよとどけ……!