初めまして。私はインドネシア7期として、スラウェシ島のマナドというところに派遣されています、島田優美です。インドネシアは人口の多くがイスラム教を信仰していますが、ここマナドでは約7割がキリスト教を信仰しています。マナドの人たちは、とても陽気で、歌ったり踊ったりするのが大好きです!
マナドは日本から一番近いインドネシアといわれており、赤道直下に位置します。そんなマナドにもそろそろ雨期に近づき、雨や曇りの日が増えてきました。と、いうことで日本人なら誰でも一回は作ったことのある「てるてる坊主」を生徒たちと作ってみました!
てるてる坊主を見せたとき、生徒たちは「クリスマスツリーの飾り?」と聞いてきて、クリスマスを盛大に祝うマナド人らしい反応だなと思いました。他にも「次の日雨だったらそのてるてる坊主はどうするの?」とか「たくさん作ってもいいの?」とかたくさんの質問をしてくれました。
てるてる坊主について知ったあと、「はい、じゃー作ってみましょう! 作り方は教えませーん。」と言ったら大ブーイングでしたが、生徒たちは、見本を参考にしながら、思い思いのてるてる坊主を作っていました。
マントを付けたてるてる坊主、カラフルなてるてる坊主、ドレスを着たてるてる坊主など。生徒一人一人の個性が反映されたてるてる坊主は、見ていてとても楽しかったです。
真剣に作り終えた頃には、自分のてるてる坊主に対して愛着を持っていました。
生徒たちの思いも通じたのか、一週間くらい晴れの日が続いたのには、びっくりしました(笑)。
今回は、オリジナリティ溢れるてるてる坊主とたくさんの笑顔を見ることができました。
日本のちょっとした風習も文化紹介になるんだなと実感し、もっと伝えていきたいと思います。残り少ないマナドでの生活ですが、生徒たちの笑顔を増やせるような文化紹介をしていきたいと思います。