初めまして! インドネシアのSMA Negeri 2 Gunung Putri(グヌン・プトゥリ第2国立高等学校)に派遣されている一瀬亜耶です。派遣校であった文化祭の様子を紹介します。
10月21日(土)に派遣校で文化祭がありました。文化祭と言えば、高校時代の思い出の中でも特に楽しいものの1つですが、インドネシアの高校の文化祭も大きなイベントです。日本と同様の生徒による出店だけではなく、学校のグランドに大きなステージが組まれ、本格的な音響装置も用意されます。
生徒に聞くと、機材は全てレンタルで、費用は文化祭への入場チケットや企業・地域からの協賛でまかなわれるそうです。日本の大学の文化祭のように大規模で、とても驚きました。普段は制服で登校する生徒たちも、この日は思い思いの私服で登校します。午前9:00ころからステージが始まり、夕方まで始終生徒やゲストのアーティストによるパフォーマンスが行われていました。
運営は主に生徒によって行われます。おそろいのTシャツをきてレシーバーを片手に動きまわる生徒たちはとても頼もしくかっこよかったです。
生徒が一生懸命に文化祭を運営する中、日本語パートナーズの私もちゃっかり文化祭に参加させてもらいました。生徒とスンダ語の先生と一緒にバリのダンスを踊りました。文化祭までの約2週間、放課後一緒に練習してもらい、なんとか形になりました。普段の日本語の授業では私が日本文化について生徒たちに伝えていますが、私もインドネシアの文化を体験することができ、とても楽しくインドネシアでしかできない貴重な経験をすることができました。ダンスに誘ってくれたスンダ語の先生、ダンスを見て声をかけてくれた生徒のみんな、Terima kasih banyak(どうもありがとう)!