クアラルンプールでの到着後オリエンテーションを終え、同期に別れを告げ、各々任地での生活が始まりました。
私の赴任先はクアラルンプールから飛行機で一時間弱のジョホールというマレーシア最南端に位置する州です。海の向こう側にはシンガポールが見えます。
初めての週末は、NP(日本語パートナーズ)同期の真由さんの学校の先生の結婚式に呼んでいただきました。
マレーシアでは会ったことのない人にも祝わせてくれます。
今回は日本とは異なる結婚式を、少し紹介したいと思います。
マレーシアの結婚式は家の庭で行うのが一般的です。
そしてまずご挨拶に伺うのかと思いきや、Makan!Makan!(食べて食べて)と、とりあえずお腹いっぱいに食べるのが先。
さすがはSudah Makan?(ごはん食べた?)が、もはや挨拶のマレーシアです。
他にもDJがいたり、音楽隊がいたり、ゲストは入れ替わり立ち替わり、とても賑やか。
とても可愛い引き出物のひとつには、定番の茹で卵。
Telur pindangといいます。たくさんのハーブと一緒に茹でる、伝統的な黒卵です。
花嫁のラヒラ先生はとても美しかったです。
青のきらびやかな衣装と深緑のベールは、ゴージャスな孔雀の様。
どうぞお幸せに。
今回の結婚式もそうでしたが、見ず知らずの私を歓迎してくれるマレーシアは、気候だけではなく、人々がとてもあたたかいです。
毎日の生活でもCP(カウンターパート)の先生をはじめ、他の教科の先生や生徒たちが助けてくれて、感謝の連続。
今は与えてもらうばかりですが、これからひとつでも多く返せるように、なにか残せるように、精一杯努めたいです。