こんにちは。ウッタラディット県の中心部にあるウッタラディットダルニー学校で活動している佐川です。県内には空港がなく、バスも電車も通っていますが、トゥクトゥクなどもないため毎日自転車で生活しています。現地の方々は野菜やドリアンなどの果物の農業を主に仕事としている、自然豊かな場所です。
私の住んでいるウッタラディット県には日本人が私1人しかいません。そんなウッタラディット県に同期のNP(日本語パートナーズ)10名に来てもらい、1月12日~14日に生徒宅へのホームステイと地域交流文化キャンプを行いました。
生徒宅へのホームステイはこの学校に赴任されていたタイ1期から代々続いているものです。今回は生徒宅へのホームステイの活動についてお話したいと思います。
日本人は2泊、生徒宅へのホームステイをしました。1日目は朝から学校で両国の文化交流のイベントを行いました。日本文化紹介では、すごろく、坊主めくり、紙相撲を紹介しました。
この機会に、生徒たちが頑張って日本語で会話をしていた姿を見てとても嬉しく思いました。タイの文化紹介では高校生がタイのゲームやバイトゥイという葉を使って作る花を教えてくれました。
その後は、高校2年生とウッタラディットの観光をしました。有名な銅像やお寺、世界で1番大きいチークという木がある国立公園へ行きました。
そして、夕方には生徒とNPがそれぞれのホームステイ先へと帰っていきました。
2日目は、私は自宅待機でしたが、各家庭でウッタラディットならではの体験ができたと聞きました。
きっと、多くの人は旅行などでウッタラディット県へはあまり訪れないと思います。ですが、他校で活躍しているNPにウッタラディット県に来てもらうことができ、とても嬉しかったです。NPの方々が帰っても数日間生徒の口からはホームステイ時の楽しかったお話ばかりでした……。