スオスダイ! 2月5日に王立プノンペン大学の日本語学科が行う「さくらキャラバン」という活動に参加しました。この活動の目的は、高校生に日本語と日本文化を身近に感じてもらうことと、大学に行くことの大切さを伝えることです。
プノンペン郊外にある学校で、高校3年生約80名に日本のクイズ、学生の留学経験の発表、簡単な日本語、浴衣を着る体験や新聞で兜を折ったりしました。
日本のクイズはどの生徒も一生懸命考えて、とても盛り上がりました。着物、桜、そして日本のアニメなど思っていた以上に日本のことをよく知っていました。さすがに富士山の高さは難しかったようで、配布した日本のパンフレットで必死に答えを探していました。
正解すると、「イエーイ!!」と拍手をして喜ぶ姿がとてもかわいかったです。
数名の生徒に浴衣の着付けをしましたが、女の子たちはずっとニコニコして、とても嬉しそうでした。男の子は「ちょっと苦しいな~」なんて表情もしていましたが、少し照れながらも初めて着る浴衣に興味をもっているようでした。
友達の浴衣姿を見た他の生徒たちは「お~! きれい~!」と拍手をし、その後は写真撮影が止まらず(笑)、そんな高校生たちの様子はかわいらしく、喜んでもらえてこちらも嬉しかったです。
活動の最後に生徒の一人が「日本の文化は少し知っていましたが、今日はより深く知ることができて、楽しかったです。日本語と日本文化をもっと勉強したくなりました」と嬉しい感想を伝えてくれました。「楽しい!」と思ってもらえるのが一番ですね。キャラバンメンバーが帰るときに、生徒たちが「さようなら」「ありがとう」と日本語で声をかけてくれました。
カンボジアの高校生に初めて会いましたが、みんな元気いっぱいで、とても楽しんでくれました。
この活動をきっかけに、将来日本語と日本文化を学びたいと思ってくれる生徒が一人でも増えたら嬉しいです!