タイの食事と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか。トムヤムクン、辛い、変な臭い、また手で食べる? というイメージを持つ方もいらっしゃるでしょうか。
今回は私の日常の食の様子を発信したいと思います。
朝食は家で済ませる生徒もいますが、アパートに台所が無い私はもち米と豚肉の串焼きを買って食べたり、学校の食堂で先生方と食べることが多いです。先生の手作り弁当をご馳走になることもあります。
昼食は先生方と学外に食べに行くことが多いですが、生徒と食堂で食事をすることもあります。いつもの店、ガイヤーン(鶏の丸焼き)、クイッティアオ(麺類)など気分次第です。
夕食は一人で食べるときはいつものおばあさんのお店が多いです。どんな注文でも聞いてくれ、親切で、安く、おいしい、お気に入りのお店です。先生方の寮で手作りの料理をごちそうになることや、生徒と食べることも多いです。
おばあさんのお店にて。チーズを入れてほしいという要望にも快く応えてくれます(タイ人はチーズをあまり入れないそうで、私が買ってきました)。日本のカレーも作ってくれました。おすすめはムートーッド グラティアム(豚肉とニンニクのカリカリ炒め)。甘く、ダシのような味がたまりません。
ここからは朝昼晩の食事以外のタイについて。
・食事の際は床にゴザのようなものを敷いて胡坐をかいて座り食べることも多いそうです。
・健康が心配だそうですが、食後はよく甘い飲み物を飲んでいます。
・虫はお菓子感覚で食べるそうです。
・コンビニのファーストフードはかなり充実しています。
・お茶が甘いことはよくあります(ジュースだと思えば大丈夫です)。
・タイの「スキー(すき焼きのタイ語発音)」は鍋料理のようなたっぷりのスープと辛いソースと一緒に食べます。またタイの焼肉は鍋の真ん中が山のように膨らみ、そこに肉をのせて焼きます。周りのくぼみにはスープを流し込み、野菜を煮ることができる、一度で二種類の味が楽しめる料理です。
「辛くしないで」と頼んでも辛いことがありますが、汗を流し、扇風機の風を浴びて食べるタイ料理は日本に帰ると恋しくなりそうです。