ミンガラーバー。1月に引き続き、2月のマンダレー外国語大学日本語科での「日本文化紹介」活動です。授業の中や課外時間などに実施したものです。
「ラジオ体操」
2年生と4年生に日本のラジオ体操を紹介しました。図解つきのコピーを配り、体操の各動作を一つずつ見せた後で、今度は号令つきのCDに併せて学生にもやってもらいました。大学構内は狭く運動場も体育館もないので、学生はふだん体を動かす機会がなく移動もいつもバイクのため、運動不足になりがちです。この体操は軽い運動のはずですが、息を切らしながらの学生がいたり、翌日筋肉痛を訴えるものもいました。
「J-POP」
9月に卒業の4年生に、卒業ソング「さくら(独唱)」をCDを使って紹介し、カラオケ伴奏のみでも歌ってもらいました。2、3回歌を流すと大体メロディーをおぼえて皆上手に歌ってくれました。又、1年生にはミャンマー語訳付きでKiroro「未来へ」を紹介しました。こちらも皆すぐに覚えて合唱してくれました。
「Japan Culture Workshop」
2、3、4年生に、主に「昔あそび」と呼ばれるものを紹介しました。「けん玉」「折り鶴」「将棋」「紙とんぼ」などです。「けん玉」は海外でも人気の高い遊びですが、ミャンマーではまだ余り知られていません。定番の「折り鶴」は上手に折れる学生もいました。チェスに似た遊びはミャンマーにもあるそうですが、日本の「将棋」の駒の実物を見るのは初めてのようです。チェスのできる学生が興味を持ってくれました 。
又、こどもでも簡単に作れる「紙とんぼ」は学生たちにも紹介しましたが、大学のすぐ北側にある「孤児院スクール」にも、紙とんぼを持参して子どもたちに配りました。子どもと同数の約110個を2年生の男子学生に手伝ってもらい作ったものです。孤児院の敷地内で子どもたちに紙とんぼの遊び方を教えると、皆楽しそうに飛ばしてくれたので、こちらもうれしくなりました。