この記事のタイトル「サンパイ・ジュンパ・ラギ」は、「また会う日まで。」という意味です。ついに私の日本語パートナーズ活動期間が終了します。今回は、インドネシアでのお別れを紹介します。
派遣期間中、私が関わったクラスは全部で2学年14クラスあります。カウンターパートの先生が、それぞれのクラスで挨拶をする時間を作ってくれました。いつもたくさん話し、たくさん笑い、元気いっぱいの生徒たちが、とても静かに私の挨拶を聞いてくれたことが印象的でした。そんな生徒たちから、お別れの言葉に加え、たくさんお別れの歌を歌ってもらいました。笑いながら、また時に泣きながらたくさん歌を歌ってくれて、本当にありがとう!
生徒から「あや先生はわたしにとって初めての外国人の先生です。前よりも日本語の授業が楽しくなりました。」という言葉をかけてもらいました。私が高校生の時、英語のアシスタントの先生に憧れ、英語の勉強をがんばったことを思い出しました。生徒にとって、私が思っている以上に私の存在が印象づいていたことが分かり、とてもうれしく、インドネシアへ来てよかったと強く感じました。
最後に学校へ行く日、校長先生が集会を開いてくれました。私の派遣校では、私は初めて受け入れる日本語パートナーズでした。私がインドネシアの生活に戸惑うことと同時に、先生方や生徒たちも私との接し方に戸惑ったかと思います。それでも、私の拙いインドネシア語に耳を傾けてくれたり、一緒に食事をしたり、とてもよくしてもらいました。
初めてのインドネシア生活でしたが、とても充実した7カ月でした。日本とインドネシアの国と国の距離は遠いけれど、インドネシアで知り合ったみんなと私の心の距離はとても近いように感じます。
カウンターパートの先生、学校の先生方、生徒のみんな、いつも優しくしてくれた近所のみなさん、ありがとう! サンパイ・ジュンパ・ラギ !(また会う日まで!)