こんにちは! 先日、CP(カウンターパート)の先生の弟さんの結婚式に招待していただきました。今回はカンボジアの結婚式をご紹介します。
カンボジアでは、新婦の自宅で執り行われるのが一般的です。家の敷地内に、大きいテントが張られて、その中に椅子と丸テーブルが並べられます。ミュージックバンドが生演奏するステージまで!
結婚式は朝7時半に始まりましたが、基本参列者は自由な時間に来てから、とにかくたくさん食べて、飲んで、楽しい時間を過ごすようです。早朝から様々な儀式が執り行われましたが、その中でも髪を切る(実際には切りません)儀式がユニークだったので紹介します。
まず儀式が始まる前に、どこからか男女の司会者が登場し、漫才のような面白い掛け合いをして、場を盛り上げていきます。二人のやりとりだけでなく、新郎新婦のご両親や参列者にもどんどん話を振っていきます(笑)若者からお年寄りまでみんな大笑い!
盛り上がってきたところで、参列者や身内の人が新郎新婦の髪の毛を切る儀式がスタートしました。はさみでチョキチョキと髪を切るまねをし、最後は香水まで振りかけます。そして、はさみを持っている姿で写真撮影! カンボジア人は写真を撮るのが本当に大好きです。
この儀式にどんな意味が込められているのかCPの先生に聞いたところ、髪の毛を切る(実際には切りません)ことによって、今までの災いを切り、そして新たな人生の門出を祝うという意味が込められた儀式だそうです。
その後はお坊さんの説法や指輪交換など本当に多くの儀式がありました。夕方からは、また多くの参列者が集まり、夜遅くまで結婚式は続きました。
カンボジアの結婚式はとても楽しく、素敵な時間でした。普段から楽しいことが大好きなカンボジア人ですが、結婚式でもみんな本当に楽しそうで、嬉しそうで、こちらまで幸せな気持ちになりました。