ある日、いつも通り派遣校へ行き、いつも通りカウンターパートの先生と教室へ行くと……
『あれ?! 生徒がいない! 他のクラスの生徒がいる?』
私:「生徒はどこですか?」
カウンターパートの先生:「わかりません。どこかな?」
先生と一緒に生徒を探していると廊下の奥の方で発見!
何やら学校の関係者らしき男性と話していました。聞いたところによると、いつも使っていた教室は他のクラスが使っているので使えず、他に空いている教室もないとのことでした。
話しをしてもらちがあかず、先生も「教室がありません。」とつぶやき、困った様子。
その後、生徒と先生が動き出したので『教室が見つかって、よかった!』と思っていると、ある部屋の前で生徒が待っていました。近づいて行くと、そこは……
図書室でした!
朝の授業が立て込んでいる時間帯だったので、結局教室は見つからなかったそうです。いつもと違う環境の中、生徒はサッとテーブルの上を片付けたり、イスを用意したりと、勉強をするための場所作りをして、90分間の授業を最後まで、集中してやりきりました。臨機応変な対応力は「さすがベトナム!」と感心する出来事でした。